
副食として自然食を与えている理由
皆様いかがお過ごしでしょうか。犬好き親父のNobです。最近、愛犬 五豆に自然食を与えるようになり会社から帰ってくると、「今日は、どんな美味しいものを食べさせてくれるの」と言わんばかりに私の顔をじっと見てきます。平日は混み入った物を作る時間が無いので冷凍室の中で保存しているササミの切り身(一度ゆがいた後、冷ましてます)を解凍さして、与えています。
ササミは五豆の大好物なので、最初は自然食といえばササミくらいしか与えていませんでした。
しかし味覚に比べて嗅覚の優れている五豆は、他の家族が食事をしている時には、いつも鼻をクンクンさせて、自分にも何か食べ物をくださいと言いたげにこちらを見つめてきます。ドックフードを出しても一度は皿のほうへ行くのですがすぐに戻ってきて他のものを要求してきます。
五豆にとってはドックフードは主食ではあるけれど、それだけでは味気ないものと感じているように思えました。確かに、妻が食事のために調理を始めると、匂いにつられて来て、台所の前で座り出します。自然の食材からの匂いがとても良いのでしょう。
そこで、書店に行き犬の自然食についての本を買って調べてみました。
すると、思っていた以上に犬にも食べられるものが多いことがわかりました。例えば野菜類は大丈夫そうですし、果物類も一部を除いて大丈夫そうです。肉類、穀物、大豆系も大丈夫そうです。『大丈夫そう』としたのは、中には与えてはならないもの、与えない方が良いものも含まれるかもしれないからです。
対して、調べた限りでは玉葱などのネギ類は絶対厳禁ですし、果物類ではいちじくや葡萄もやめておいた方がいいです。蜜柑などの柑橘系は匂いがきついので、犬があまり食べたがらないように思います。
不安な場合は、検索エンジンで調べることにしています。
このように、使う食材について、一つ一つ使えるかどうかを吟味して自然食を与えることは大変なことでもあります。また自然食だけでは必要な栄養素を賄いきれないため、主食をドックフードにして副食を自然食にするなどの工夫が必要なのも事実です。
それでも自然食にこだわるのは、自然食そのものの匂いが犬の本能を直接刺激して、犬の活力を増加させると思うからです。人間でも、いかに栄養学的に優れたものでも毎日同じものを食べていると嫌になってくるのと同じように犬も嫌になってくるのだと思います。
ましてや、人間はいつも違うものを食べているのに、犬だけ同じものばかりだと、今流の表現だと『テンションだだ下り』と言うことになるのでしょう。
以上の理由で、できるだけ五豆には副食としてでも、自然のものを与えたいと思っています。
自然食は冷蔵庫の中に在るもので考える
書籍に書かれているレシピを再現しようとすると結構多くの食材が必要なので、出来るだけ冷蔵庫で普段使っている食材を利用して作ることにしています。肉類だと牛肉の切り落としか鳥のササミを使います。野菜だと加熱調理する場合は白菜もしくはキャベツで、そのまま与える場合はレタスを与えます。キノコ類だとしめじを良く利用します。トマトはそのまま与えることもありますし、加熱して与えることもあります。
出汁を使うと喜んで食べるので、昆布を使っての昆布出汁、鰹節を使っての鰹出汁、イワシの小魚を使ってのアゴ出汁などを
使うとすぐに食べ切ってしまいます。食材を選ぶ際には匂いが良くて食感も良いものを良いものを選んでいます。豆腐も鰹節などを振りかけて、味を付けて与えると美味しそうに食べます。
ドックフードや市販のオヤツに頼ってしまうと、どうしても高く付いてしまいます。他にも色々買わなければいけない物も出てきます。医療費が急にいるようになることもあります。こういったことを考慮すると副食を冷蔵庫の中身で補うことは節約にも繋がると思います。
簡単に作れて犬(五豆)が喜んで食べた自然食
自分で考えてみて、五豆が喜んで食べた自然食を書いてみました。
水250ccにイワシの煮干し5gで下味を付けます。イワシの煮干し5gは1.5kcalです。

そこに、しめじ15g(2.3kcal)とキャベツ15g(3.6kcal)、鳥のササミ(湯がいて冷凍保存していたもの)22g(25kcal)を加え2分から3分中火で煮込みます。



顎出汁にしめじとキャベツ、ササミの味が染み出して美味しく出来上がったようです。

先週作った分です。二日分ですが、二日とも完食でした。ちなみにトータルのカロリーは32.4kcalです。
今日、作ったものは更に簡単で、昆布で出汁をとり、そこに鳥のササミ22g(25kcal)とキャベツ20g(4.8kcal)を加えて2分から3分煮込みます。


最後に鰹節を少々振りかけて出来上がりです。

これは、本日午前と午後に分けて完食しています。トータルのカロリーは29.8kcalです。
コメント