犬の味覚と人間の味覚の違い
皆様いかがお過ごしでしょうか。犬好き親父のNobです。今回の投稿で普段、五豆が食べている主食について書こうと思っていたのですが、それだけではドックフードだけで終わってしまいます。乾燥タイプのドッグフードで通常のものとダイエットタイプのものを半分づつ混ぜて与えていますが、単調になってしまっているようです。朝のドックフードを与えるのは私が多いのですが、ドックフードを与えた後に振り返ってじっとこちらを見てきます。そしてこちらの方にやって来て他の食べ物をねだってきます。
一週間分準備しているオヤツの中から該当曜日の一部を与えると、主食を食べに戻ります。どうもドックフードだけだと、人間がおかずなしで白米だけを食べているのと同じようなものではないかと思います。そのため何か先に食べておきたいのでしょう。日々に与えるドックフードだけではもの足りないようです。
五豆はよく次女の膝の上に乗って食卓の上で次女の食事をくんくんと匂っています。ドックフード以外の食べ物にも興味があるようです。
ここで疑問が湧いて来ました。嗅覚、聴覚は人間より優れた犬でも味覚はどうでしょうか。早速調べてみました。味覚は舌の表面にある蕾の形をした味蕾(みらい)と呼ばれるところで受容されます。人間の味蕾は10000個程あるのに対して犬は2000個程にとどまります。そして、犬にも人間にも五種類の味覚があります。
- 「甘味」 多くの犬が好みます。
- 「苦味」 犬は好みません。
- 「酸味」 犬は好みます。
- 「塩味」 犬は好みません。
- 「旨味」 従来は犬には無いとされていましたが、近年の研究では犬も「旨味」を感じる事ができるようです。
以上のことから犬に食べ物を作る際には味覚より匂いが良い食べ物を作ってあげると、より喜んでくれるのではないでしょうか。もちろん栄養バランスを考えることも大切です。
キャベツとミニトマトをレンジで加熱
五豆は普段、小型犬の既定量のドックフードだけでは足りません。その為、市販のオヤツを食べさせています。ただオヤツを要求するままに与えているとすぐに太ってくるので、匙加減が難しく何か良い方法はないかと思っていました。
あるとき、本屋さんで犬の自然食の本を見つけ、オヤツがわりに自然の食べ物を与えてみてはどうかと思いつきました。自然食だけで作れたら理想ですが、栄養のバランスを考えると主食にドックフードを置いて、副食やオヤツ代りに自然食を与えると良いのではないかと思いました。そこで、試しに冷蔵庫にあったキャベツを少量、耐熱容器に入れラップして600Wで1分加熱し冷まして五豆に与えると、喜んで美味しそうに食べていました。確かにキャベツを加熱する際、香ばしい香りが漂っていて、五豆が鼻をクンクンさせてワンワンと催促していました。
そこで今度は五豆の好物のプチトマトを1個八つ切りにしてキャベツと併せて同じように加熱して与えてみました。

見た目は良くないですが、味は良かったらしくすぐに食べてしまいました。基本的にキャベツもトマトも犬が食べても大丈夫な食べ物ですが、どちらかにアレルギーを持っている犬には与えないでください。
バンバンジーサラダを作ってみる
五豆が美味しそうに食べてくれたので、犬の手作りごはんの本のレシピを参考にしてバンバンジーサラダを作ってみました。五豆は小型犬の5kg以下のSSサイズなので小型犬SSサイズの一日分の分量で
- 鳥のささみ 110g
- さつまいも 60g
- きゅうり 50g
- ごま油 小さじ1
でカロリーは250kcalです。大型犬の場合は1、2、3が4倍で4のごま油が大さじ1と1/2です。カロリーもSSサイズの小型犬の約4倍です。Sサイズの小型犬とMサイズの中型犬は中間値より少なめと中間値より多めで設定すると良いと思います。
さらに五豆の場合は副食として与えたいので鳥のささみを60gに減らし二日間、朝夕二回に分けて与えます。
作り方は簡単で鳥のささみは茹でて赤みがなくなったら犬の食べやすい大きさに切る。

さつまいもは水に濡らしてサランラップで巻き600W、3分加熱した後300Wで8分加熱する。冷めたら犬の食べやすい大きさに切る。

きゅうりは千切りにする。

最後に鳥のささみとさつまいも、きゅうりをごま油で和えて出来上がりです。

五豆用の皿に盛ります。

食べさせてみると、朝夕共にあっと言う間に食べてしまいました。

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